2007年9月29日土曜日

Gay's Life,Habana


ハバナの外れに広がる人気の無い海岸はゲイピープルの逢い引きの場となっている。これは勿論、公にされている事ではなく実際にそうなっているとしか言い様が無い。日本ではゲイピープルが出会いを求める場所を発展場等と言うそうだが。ここが発展場なのか単なる秘密の花園であるは判らない。
ただ、迷い込んだ僕はその毛が全く無く非常に困ってしまった。
静かな海辺で夕日に照らされながら「見せっこ」を楽しむ彼等はそれはそれで幸せの情景を醸し出していたのは確かである。・・・・・・・・・

2007年9月19日水曜日

Quiet seascape,Alassio



9月も中旬を過ぎると、暑い日でも海はひっそりとして真夏の混雑は嘘の様だ。
祭りの夜の移動遊園地の様に、砂浜に在った海の家や監視小屋、屋台も肌の眩しい水着の女性も姿を消している。
けれども、一人で「海を見たい」と思うような気持ちを満たしてくれるのは、波の音と潮風だけのこんな少し寂しい海ではないかとセンチメンタルにも思ったりするのである。

Summer always ends with sadness. It seems I’m always chasing the endless summer of younger days. Idle hours and days under the burning sun seem to have slipped away, yet I continuously chase for those times to come back. I asked if it’s going to be cold tomorrow, and my partner said, “Well, it’s only going to get colder till the next summer.” Again, the summer has gone by again leaving me only the nostalgia.

2007年9月10日月曜日

9.11,Nassau


あの朝、僕はバハマのナッソーに滞在していた。安ホテルの一階の食堂に寝ぼけまなこで降りて行くとテレビの前で他の宿泊者や従業員が凍り付いた様に画面を見つめている。
画面に映っていたのは黒っぽいビルの壁面から立ち上る黒煙だけだ。見覚えの有るような無い様なその外壁のアップが何を示しているのか未だ僕は気が付かなかった。ホテルの女主人が「小さな飛行機がぶつかったのよ!」と画面を見詰めたまま甲高い声で言った。画面が引いて行くとそれは見慣れたあの巨大ビルディングだった。
その日の夕方には、テレビの報道は新しい戦争が始まったと見出して全米の空港が無期限に閉鎖された事を告げていた、僕はバハマから動けなくなった・・・・・・

毎日、朝起きると空港行き、便の再開を待つ、再開が無いと知るとダウンタウンに戻り港で海を見詰めていた。
子供達が「クオーターを海に投げろ取って見せる!」と言うので「じゃぁ、俺も飛び込む!」と短パン一枚になって一緒に飛び込んだりした。

あれから、世界は変わってしまった様に感じるのは僕だけじゃないと思う、暗雲立ちこめる因縁の9月11日に僕はなぜか、アメリカへの便に乗り込む。