2007年10月24日水曜日

Future dream,Quiron


知り合いの弁護士に、「そもそも何がきっかけで弁護士を目指した訳?」と鮨をつまみながら尋ねると、「そりゃ-、まぁ、子供の頃感じる正義感とかそういうのが有って、いつ決意したとかではないけどね」との返事。そういや、僕だって少年時代には、社会正義と弱者救済に燃える社会派弁護士に成りたかったさ!だけどそれは叶わぬ夢とすぐ気づいた。その次は、社会の矛盾を暴く、社会派ジャーナリストに憧れた。だけど、僕は其れにもならず、社会派でもないカメラマンに成った・・・・・・・
今どきの子供達は、将来の夢をどう語るのだろうか?聞くところによると「金持ちに成りたい!」等と言う子供も少なくないらしいが、自分の子供が「金持ちに成って、贅沢に暮らしたい!」と言ったら僕は目玉が出るほどブッ叩くかも知れない。そんな、情けない、夢も持てない、社会理想や正義への憧れも示さない子供に育ててしまった事を悔やんで僕は泣くかも知れない。一生懸命働いて金持ちに成る事自体は悪い事でもなんでもない、だけど人間としての理想、社会理想を失えば、大企業でさえ企業犯罪を犯す。増してや子供の心に、正義に対しての憧れや、社会理想を思う心を養えなければ僕達の社会に未来は無い。

2007年10月22日月曜日

Agave Parryi var.hauchucensis,Tokyo


去年の冬は、迂闊にも水の遣り過ぎで観葉植物を枯らしてしまった。本当に可哀想なことをしてしまったと悔恨の念に駆られても植物は回復しない。僕は、この枯れた植物を動物を葬るように冷たい土に埋めてやった。思い出しても悲しい出来事だった。それから、僕は強い植物を探して育てることを考え始めた。長い旅にしばしば出かける僕には、繊細な草花や山野草等育てられないし、あんな悲しい思いはもう御免だったから。
写真の植物は、そんな思いから手に入れた物だが本当に強くて、2ヶ月くらい水が無くても枯れたりしない。どんどん花を開くかの様に葉を開いて育つ力強さに感動した。
僕のような人間にはこんな植物がぴったりだ。
それでも、だんだんと寒くなるこの季節心配な気持ちは増すばかりである。

Growing plants seemed to be one of those tedious hobbies, and I had no belief in “healing” power of plants. But now that my office is surrounded by those small green lives, I can no longer disregard their existence. I know it is hilarious to actually say “hello” to each of them, yet I enjoy that weird communication during the morning health check…they do get deseases or get bitten by creatures, you know. I’m still a bit shy to admit it, but, yes, they have become my dear friends!

2007年10月21日日曜日

Chena Hotsprings,Alaska


アラスカ・フェアバンクスからおよそ60マイルの所に位置するチィーナ・ホットスプリングス・リゾートは日本人、中国人、韓国人等のアジア人観光客も温泉とオーロラ観光にやって来る、フェアバンクス観光の目玉の一つである。殆どの観光客は、温泉やオーロラだけを楽しんで大型観光バスで足早に去って行く。此処で行われている貴重な試みに目も向けず!
世界中でエネルギー問題が語られるが、結局の所、「今は潤沢に有るエネルギーをそろそろ節約するべきだ」と言うレベルを大きく超える問題意識は芽生え難い。だが此処は少し事情が違う、電気もガスも水道も電話も引かれていない為、節約以前に「いかにしてエネルギーを産み出すか?」と言うレベルから全てが出発しているのだ。そして此処でエネルギー創成の大きな柱の一つとなっているのはアラスカ大フェアバンクス校の協力により築かれた「ジオサーマル・エネルギー」による発電プラントである。世界的にも最も低温な部類のこの温泉からの発電は熱コンデンサーの技術の賜物だそうだが、私に正確な技術は理解出来ない。しかし、このプラントの説明をしてくれたスタンフォードの学生に因れば、日本は最もジオサーマルエネルギーの利用に適した地域の一つで有るそうだ。
そして、ここでは、リゾート内で消費される野菜の水栽培も行われている。日照が極端に少ない、冬期の低温が尋常ではないこの地では野菜の栽培は特殊な品種改良と栽培技術無くしては何も育たないのだ。それでも、ハウス栽培以上の生産量を確保するため、短い夏の間に収穫が完了出来る様な野菜の品種改良実験は盛んである。食品の国内自給率が限界と言える程低くなっているにも拘らず、低価格のみを食品に求める様な、或は食品の生産者や流通システムに目を向けず、個人の健康志向だけを追求する日本のマーケットには出来ない様な事ばかりだ。
アラスカは今私達がしなければならない事を先んじて行って来た、そうしなければ誰も生き残れなかったから。僕達は生き残れるだろうか・・・・・・・・

“Isn’t this just like The Matrix?”, a young scientist exclaimed in enthusiasm as she was showing us a new greenhouse. All vegetables are hydro-grown with no use of soil and are lighted by mercury lamps alone, though they are perfectly well grown as tomato stems are more than 10 meters long. I wouldn’t have been that surprised by their high-tech facilities if it were located in universities or in cities, however, the house is located at the hot spring resort 50 miles from Fairbanks, Alaska…in the middle of nowhere. The resort uses geo-thermal heat as energy source and is totally self-produced. While other resorts and houses rely on diesel, which can be quite expensive in extreme cold climate, Chena Hot Springs Resort has found the way to survive in self-sustainable energy source, which is also eco-friendly. I was shocked to see how well the technologies are adapted in the total rural area. Why can’t we do this in our cities? Solution is already in our hands.

2007年10月18日木曜日

Open Your Eyes,Tokyo


腕にした、さほどの昔でもなく手に入れた液晶パネルのデジタル時計を見ると表示が全て消えていた。
故障である、どうにもならない只の腕輪になってしまった。僕にとっては高価なこの時計を修理しなければならない。だが、僕はいつの間にか増えてしまった時計を6本も7本も持っているのだ。なんて馬鹿な事を・・・
一度に時計は1個しかしない、時計を一つしか持ってなければ、修理代も馬鹿馬鹿しく思わず必要な物と思えただろう。2個の時計が有ればリスクは二倍、6個の時計は六倍だ、一つの時計しか無ければ故障の時は時計は無くなるが、だからどうしたと言うのだ何でも無い。隣の誰かに「失礼ですが!今、何時でしょうか?」と聞けば良いのである。僕は馬鹿だった知らず知らずのうちに不必要な物と、不必要な悩みを招き入れていたのだ。心穏やかに目を開けば、色々な事が違って見えてくる筈だ。人の話では無く、自分自身の見ている物を澄んだ心で捕らえると、まるで催眠術に掛かっていたかの様に不思議に思えたりする。眼を開け!君の眼は節穴になってはいないか?

It is a great relief to see my pair of shoes get old enough to have them thrown away. As a man leading a modern life surrendered by excessive “stuff”, it is my endeavor to use up before getting rid of them whether they are shoes, T-shirts, watches, pens, shampoo, food, and etc. Materialized life kills environment but I feel it also kills my tranquil mentality as drowning among meaningless objects. Strained by a desire to “own” is like putting on some excessive fat on my body, which disturbs natural body movements. So I tell myself to open my eyes to decide what I really need in my life and slowly get rid of surplus. During this winter, couple of my sweaters should be truly worn out.

2007年10月17日水曜日

Pink tea,Venezia


オバさんが集団になるのとオッサンが集団になるのは全く異なった結末だ。
オバさんの集団は加速度的にオバさん独特の厚かましさを発揮して行くが、オッサンの集団は少年の様になってしまう。
赤ら顔で立ち飲みに集うオジサン達は、部活帰りの高校生がたこ焼き屋に立ち寄るのに余りにも似ている。
練習の辛さを愚痴りながらも楽しかった少年時代を、嫌だなと思いながらも練習に通った夏休みの学校も、実社会の厳しさに比べればなんて事無いが、あの帰り道のノリは同じなのだ。
僕はお酒を飲まないので、居酒屋や立ち飲みには行かないけれど、屈託ないオジサンの(自分だってオジサンなのだと・・・・)笑顔は羨ましくも有る。そして、オバさん軍団の傍若無人振りは恐ろしくも有る!

2007年10月14日日曜日

Angel Creek Lodge,Alaska


フェアバンクスの街から日本人観光客も良く訪れる温泉観光リゾートへ続く一本道沿いの林の中にそのドライブイン「Angel Creek Lodge」はひっそりと建っている。ツアーバスが行き交うルートだがこのドライブインへ立ち寄る観光客は殆どいない。ここへやって来るのはハンター達だけだろう。
雑然とした店の中は、客席も何も構わず大工道具や、修理し掛けの色々な機械等で一杯だ。
薪のストーブが静かに燃え、店の隅でパラボラアンテで受信した衛星放送のテレビが良くあるトークショーを垂れ流している。
アメリカの田舎町に良くあるドライブインの様だが、此処が少し違うのは、電気も水道も電話も郵便もテレビの地上波放送も何も届かない孤立地帯であり一番近い人家まででも20キロは離れている事である。
この店の無口な主人が何故此処に店を持つに至ったのか私は知らない。気難しそうな不器用そうな彼に私は何も聞けなかった。
しかし、散らかった工具や大工道具達は、毎日常に、誰に頼ることなく全てを自分自身で完結させて生活していることを物語っていた。
長閑なその店の佇まいとは裏腹に激しい何かを感じながら僕はその店を後にした・・・・

There is no idle life in Alaska. You need at least a bit of “frontier spirit” to live in this wilder coldness. In warm climate beside a beach, you can just lay down and wait for the next coconut to drop on white sand to quench your thirst, or even ease your hunger by eathing the fruit. But it doesn’t work in Alaska! You’ve always got to get ready for the freezing winter and save up food because plants freeze to death quarter of a year. So during my short stay at the edge of North Pole, my instinct was always giving me signs of warning for survival.

2007年10月7日日曜日

Trick or treat,NewYork


今、街はオレンジ色のカボチャやコミカルなゴーストの飾りで溢れている。
ハロウィンが日本のコマーシャリズムの材料にされたのは然程の昔ではないと思う。
僕はハロウィンの事は良く判らない、Wikipediaに拠れば日本の盆の迎え火、送り火に似ているとの事なんだけど、日本のしっとりとした雰囲気とは対照的にマンハッタンのハロウィンパレードの夜は正に馬鹿騒ぎで、そもそも意味なんて考える気も失せる。
只、意味とは関係なくこの様なお祭りが、子供達やハンディキャッパー達、同性愛者やその他の色々なマイノリティーの存在を自然に示す機会に成るのなら、カボチャだろうが、キュウリだろが構いはしない。宗教・信仰に関わらなく祭りが盛り上がることは必ずしも悪い事ではないが、商業主義の食い物にされるのは勘弁してだな!
バレンタインデー、謎のホワイトデー、クリスマスイブ、お正月、・・・・

2007年10月6日土曜日

実り、館山・千葉


今の時代の異常さを、原油高とか物価上昇等の有り触れた言葉で済まして良いのだろうか?
自動車の燃料は、日本だけでなく世界中で高い、航空機の燃料であるケロシンの高騰で航空運賃もとても高い。
考えてみよう、有限資源である原油を基としている物は全て価格上昇して行くのだ。長期的に見て決して下がる事は無い。当たり前だ、原油はどんどん減って行きいつか枯渇する、値段が下がる根本的理由は無い。
航空会社はどこも経営的に大変苦しい状況の様だ。ところが、自動車業界は史上最高の売り上げを記録する会社も有るのだ。とても不思議だとは思わないかい?世界中の自動車生産者は政治的力を使って世界を歪めている。
とりわけアメリカやヨーロッパも自動車メーカーの不誠実ぶりには嫌気がする。
バイオエタノールを利用して石油会社と共に、化石資源の枯渇や環境破壊の実態をごまかし自分達の営利だけを確保しようとしている。
重ねて言う現在のバイオエタノールは最悪の選択肢で、最もレベルの低い科学技術からなる代用品である。
根本的に従来の内燃機関から移行する必要性が有るのだ。そしてそれは可能な筈である。

食品の価格は高騰し、小麦やトウモロコシ等を主食とする民族地域に深刻な悪影響を現している。
皆、困っている中喜んでいるのは誰だ!ガソリンを作りパンが無くなる!
誰がこんな世界を望んだのだ!根本的技術改革を先送りにして、営利を優先させ自動車業界と石油業界の罪は本当に深い。そして政治的結びつきからこの様な方針を肯定する政治家も!

ガソリン無しで生活している人々は、世界が100人の村なら何人だろうか?85人だろうか、95人だろうか?。そして、小麦やトウモロコシ無しでは生きて行けない人は何人だろう95人だろうか?98人だろうか?
僕達は頭を冷やして考えなければならない。大切な「実り」をどう使うかに付いて。
子供達に残すべき物はパンなのかガソリンなのかに付いて・・・・・

Current interest in use of ethanol fuel as “eco” fuel is quite dubious political talk. Anybody with common sense can understand how “eco-unfriendly” it is to produce ethanol out of corns and sugar canes. In order to balance high fuel demand, farmers around the globe are starting to cutting down trees and using more fuel and water to expand crops. In the end, we are fasing a serious food shortage. It is ridiculous to think how rich nations are stealing other nations food in order to drive cars for shopping malls…and doing more damage to the earth. It’s the total negligence of auto industries in a reluctance to prouduce electric cars.