2007年12月10日月曜日

Nation and a Citizen,Paris


毎日の報道を見聞きしどうしても納得出来ない事は多いのだが、薬害肝炎問題に関して思うと居た堪れない気持ちになる。
リストの放置問題に関して、厚労省調査チーム報告書の「反省すべきだが、責任があるとまでは言い切れない」、厚生省には法的責任は無かったとの内容に私は恐怖を感じる。
国家と国民の間に在る物は何であろうか?愛国心とは単なる趣味の問題ではない、国家とは私達の居場所であり、家であり、家族であり、相互に守るものである筈だ。だからこそ私達は、納税し、社会性を意識した行動を念頭に活動するのである。基本的理念として国家が、主権者である国民を守る前提を思えば法整備の問題で基本理念に背く等正に本末転倒以外の何者でもない。
そもそも法律とは何であろうか?
僕は法律とは基本理念に奉仕する物で無ければならない筈だと思っている。法律と理念どちらが優先すべき大切な事か比べるのも馬鹿げている。
ところが、実際には理念に背く、もっと言えば正義に背く者の、言い訳や逃げ道を作る為に法律が働くような事ばかりじゃないか。
社会はどんどん変化して行く、これからもずっと。
法律はその時代の後ろを遥か後ろからヨロヨロと不完全な様で追いかけて来る物に過ぎない。
だとするならば、法整備の遅れを逃げ道に正義に背く者の責任を不問にする様な悲劇をあらゆる分野で繰り返さなければならないのだろうか?僕達はそんな愚か者なのだろうか?
この様な薬害の問題を国家が国民に対しての基本理念を無視して法的な問題としてしか処理できないのならばとてもじゃないが税金なんか納められない。

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