2008年2月24日日曜日

Photographs,Tokyo



仕舞う場所が無いと言う理由で写真集や画集等を買う事を控えていたのだけれど最近又買い始めた。
理由は、絶版になった作品もオンラインで探せば手に入る事を知ったからなのだ。
インターネット上で欲しい書籍を探すうち気が付いた。
写真以外にも、好きな画家や現代美術の作家は居るのに、そう言った画集や作品集には欲しくなるようなものが殆ど無いのだ。
オリジナルの作品は好きなのだけれど、印刷物は詰まらない物に思えてしまう。
ところが、写真はオリジナルプリントも美術印刷の写真集も僕の気持ちの中では並列で、値段や希少価値を考えなければ同じように感動したり興奮したりするものなのだ。
写真は不思議だそもそも写真のオリジナルとは何の事なのだろう?
写真のオリジナルとは写っている物や人その物の事かも知れない。
写真は常に変幻自在に大きくなったり小さくなったり、プリントになったり書籍になったり。
このいい加減さ具合!だから、写真は面白い、だから、写真は止められない。のかも!

Photographs gain power over time. An image of an ordinary scene in an old town can turn into a historical archive. An image of a same old smile of mother standing in her kitchen can bring you tears filled with love as you surpass her age at that time. So, just shoot the images and don’t think of their meanings now. Photos will talk to you as they grow old.

2008年2月22日金曜日

Beautiful street,Amsterdam


東京の街では次々と建物が解体され新たな建築物が建設されていく。1980年代に立てられたビルディングさえ例外ではなく、地価高騰をしている地域では解体の対象である。ところがその解体の後に建てられる建築物が殆どの場合酷い物である。個人向けの土地有効活用商品として建設会社や不動産会社主導で建てられる建築物は利回りと言う経済効果のみ追求して、都市景観と言う共有の財産を貪り尽くしていく。新築された建物は往々にして以前其処に在った建物に比べて虚しく醜いものである。樹は切り倒され、家々のほんの隙間にさえ自動販売機が押し込まれ、自転車さえ置く場所も無い、醜いビルディングを更に醜く飾るアンテナ達、何もかもがお金と引き換えにされていく都市の景観。永い歴史を伴って育った街は壊されて、再開発と言う破壊の末に作られるのは、積み重ねる事で金を稼げる面積を脹らませただけの虚しく醜いビルディングだ。そこに街は無い、歴史も文化も無い。只、空虚な経済的活動の場だ。
僕達は長い歴史に育まれた美しい街を捨てて、そんな世界で生きていけるのだろうか?

2008年2月17日日曜日

Airship3,Yokohama


飛行船は主に広告飛行等に使用されているので、飛行しているところを見た事のある人は多いと思う。だが、飛行船基地で離着陸しているところや待機中の様子を知る人は少ない。飛行船も熱気球の様に飛行しない時は畳んで在ると思っている人さえ居るがそんな事は無い。巨大だが他の航空機に比べて極端にデリケートな飛行船は沢山のクルーによって守られ運航されている。今のNT飛行船は先進的仕組みで運航されているそうだが、以前の飛行船は離発着時、60メートル程もある機体を人手で誘導し押したり引いたりしていた。このいささか危険な作業は、ゆったりとした飛行船のイメージとは程遠く、勇ましい男の世界だ。其れを知ってしまうと飛行船の見え方が何倍も魅力的に成って来る筈だ。