2008年2月22日金曜日

Beautiful street,Amsterdam


東京の街では次々と建物が解体され新たな建築物が建設されていく。1980年代に立てられたビルディングさえ例外ではなく、地価高騰をしている地域では解体の対象である。ところがその解体の後に建てられる建築物が殆どの場合酷い物である。個人向けの土地有効活用商品として建設会社や不動産会社主導で建てられる建築物は利回りと言う経済効果のみ追求して、都市景観と言う共有の財産を貪り尽くしていく。新築された建物は往々にして以前其処に在った建物に比べて虚しく醜いものである。樹は切り倒され、家々のほんの隙間にさえ自動販売機が押し込まれ、自転車さえ置く場所も無い、醜いビルディングを更に醜く飾るアンテナ達、何もかもがお金と引き換えにされていく都市の景観。永い歴史を伴って育った街は壊されて、再開発と言う破壊の末に作られるのは、積み重ねる事で金を稼げる面積を脹らませただけの虚しく醜いビルディングだ。そこに街は無い、歴史も文化も無い。只、空虚な経済的活動の場だ。
僕達は長い歴史に育まれた美しい街を捨てて、そんな世界で生きていけるのだろうか?

0 件のコメント: