2008年11月7日金曜日

ἀκρόπολις,Αθήναι



世界遺産ブームと言われて久しいが、これは日本国内だけではない。
世界中の観光名所とりわけユネスコの世界遺産に指定されたような所は大変な有様だ。
写真はギリシャのアクロポリスの丘、誰でも知っているパルテノン神殿が有る場所である。
ユネスコのマーク自体がこのパルテノン神殿の様な建築物をモチーフにしている事もあり、世界遺産と言えば先ず此処が思い浮かぶ人も多いと思う。
現在の状況は、50年前の写真と比べれば科学的な検証による発掘や復元が進んでいるが、何せカンカン照りの下で吹きさらされているのだから風化も進んでいる。
そして何より、過剰なあまりにも過剰な数の観光客が押し寄せ身動きも出来ない様な状態である。
自分自身、観光客である訳だから非難めいた事は言えないが、教科書で見たあの実物が目の前に有る感動よりも、前にいる杖を突いた老人が転びやしないか、人ごみの中で記念写真を撮り始める人のフレームに入らないように等、気になる事ばかりで、しみじみとした感動の余裕は無かった。
この神殿が使われていた時代には、こんな時代が来るとは想像もしなかっただろう。

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